PDF：ライトペーパー - 分散型アイデンティティ - DID

基本的なコンセプト

Partisiaの分散型IDの目的は、人（およびモノ）を信頼できる検証可能な属性やその他の検証可能な情報と結び付けることです。信頼できる情報は、運転免許証の発行機関や教育機関など、複数の検証可能な情報源から提供されます。

Partisia分散型ID

Partisiaプラットフォームは、中立的で分散化されたネットワーク上において、暗号署名と証明を使用して検証可能な資格情報（Verifiable Credentials）およびユーザー同意を発行・検証するための不変台帳を提供します。これにより、単一の信頼点に依存しない信頼基盤が実現されます。

My Data Activationはここから始まる

My Data Activationは、本人の同意に基づき、個人に関連する機密データを安全に活用することを可能にします。My Dataを有効化する第一歩は、Verifiable Credentials内の小さな高品質データ片、つまり「クレーム」です。これらは本質的にプライベートなものであり、前のセクションで説明したように、プライバシーを保護した形で活用できます。

Partisiaプラットフォームは相互運用性を備えて構築

Partisiaプラットフォームは相互運用性を前提として設計されており、主要な標準化団体の基準に準拠しています。特に、W3C、OpenID、DIF、ISOの標準に対応しています。これにより、Partisiaの分散型IDは、独立した完全ソリューションとしても、既存のエコシステムの一部としても活用することができます。